
「参戦」っつーと、なんか出演したみたいですが、もちろんオーディエンスとして観に(聴きに)行っただけです。写真は、事前購入チケット(12800円、とかだったかな?)に付属の交換券でもらえた、DVD付きパンレットと新曲「I am」CDのセット。DVDは、以前のライブ(TM PLAYS SPEEDWAY~)が入ってます。最初、ずいぶん高いチケットだな~、大御所はやっぱふんだくるねぇ~、などと思ったのですが、このセットで納得。
TM NETWORKについては今さら説明するまでもないですが、筆者が中学~高校ぐらいによく聴いたものです。当時の日本の音楽シーンはBOOWYかTMか、という感じでしたね。もちろん他にもいろいろな歌手・グループ・アーティストがいましたが、筆者と周辺ではこの2組が「二大勢力」。そもそも少年期の筆者はあまり熱心に音楽を聴く方ではなかったので、これらも最初は友人や従兄弟のススメで聞き始めました。最初に聴いたのは「humansystem」だったと思います。高校に入ると「CAROL」「DRESS」あたりがリリース。以後「RHYTHM RED」「EXPO」を経てTMが解散してからは、しばらく小室のソロプロデュースワークを追っかけていました。その間に邦楽・洋楽問わずにいろいろな音楽に手を出し始めたこともあり、小室音楽は自分の中で徐々にフェードアウトしていったのです(globeはしばらく聴き続けましたけど)。それでも自分にとってTMは、音楽原初体験とも言える存在です。シンセ買ったキッカケにもなってると思います。
実は筆者、高校生ぐらいからはちょくちょくライブというものにも行きましたが、TMのライブには一度も行ったことがありませんでした。その理由は、彼らの音楽がいわゆる「打ち込み」を軸にしたものだったこと。つまり、「ライブでも基本的にCDそのままの音なんでしょ?」と思っていたからです。偶然性、アドリブ、ライブならではのアレンジというものには期待してなかったんですね、勝手に。しかし、それは大きな誤解でした。今ではDVDやYoutubeをはじめとしたネット動画で過去のライブ映像が観られますが、それらを観て自分の思い込みがまったくの誤解であったことに気付いたのです。CDのままなんてとんでもない、ライブならではの音。一度ぐらい行っておくべきだった……。
というところに、2日間の武道館ライブ「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」開催のニュース。さらにタイミングのよいことに、「行きませんか?」とお誘いが(誘ってくれたのは、おなじみのrps7575氏)。ふたつ返事で「行く!」と返答し、休みを確保。本当は2日間とも行けたら良かったのだけど、25日に参戦することに。というわけで、初日・24日の様子はこちら↓。
観客騒然の演出も。TM NETWORKの日本武道館公演が開幕
(msnエンタメ:BARKS)
今は53~54歳になったTMと、自身もすっかりオヤジとなった筆者。見渡した限りはオーディエンスの年齢層は、比較的高めな感じでした。そりゃそうか。ライブについての詳細は省きますが(カメラ回ってたので、たぶんDVDとか発売されるんでしょう)、盛り上がったですよ!新曲や比較的新しい曲も散りばめられていたものの、「うわー、懐かしい!」「これ、好きだったー」というナンバーのオンパレード。吸収力の高い時期に聴いていたこともあってか、ご無沙汰の曲も歌詞はバッチリ覚えてたりして。頭の中に当時の思い出なんかがフラッシュバックしながら、けっこう浸らせてもらいました!ライブ終了後は、ともに参戦したお仲間たちと武道館近くの居酒屋で飲みながらのTM談義。それぞれに好きな曲とそうでない曲、その理由があって興味深かったですね。「TMのファンだから、彼らの曲は全部好き!」というのは、盲目的すぎると思いますし。
「Come on Everybody」の途中で機材トラブルが発生、メンバーがいったん引っ込んで客電(客席の照明)が点き……えっ、何のトラブル?!中断?!ということでざわざわざわ……となりましたが、けっこう本気で心配していたり、ネット上でもさっそく「1回だけトラブルで中断され」みたいな感想を書かれている人もいますが、これは演出。前日は「Love Trian」で同じようなことがあったようで、その意図するところは上の初日リポに書かれていますので、参照して下さい。だいたい、全部の楽器の音がおかしくなるなんてあり得ないだろっていう。そんなのもう、電源がダメになったぐらいしか考えられないでしょ。でも照明や客電は点くんだから、電源はないと。あとは全部に作用するトラブルと言えば、考えられるのは「卓がイカれた」「アンプがぶっ壊れた」ぐらいなんですが、ごく低い音量で音は出ているので、アンプではない。卓が完全に壊れたわけでもない。近いのは「卓のDIMMERスイッチをまちがって押しちゃった」ような状態で、まあそんなこと普通はするわけがないので、だったらこれは演出だろうと。そんなトラブルシューティングをライブ中にしてしまうのは、職業病ですかね。とは言え本当にトラブルだと思ったお客さんは少なくないようなので、演出としてはわかりにくかったかもしれないですね。
とにもかくにも「行ってよかった!」に尽きます。DVDが出たら、たぶん買っちゃいます。また彼らがライブをすることがあったら、ぜひ参戦したいですね。あー、久しぶりにTMの曲、打ち込みたくなってきた……。
↑4月25日発売の新曲、「I am」。ベースの音色が懐かしい感じ。
↑5月23日には新編集のシングルコレクションと、バックトラック(カラオケ)集が発売!
(ファミ通.com)
キラータイトル不在のローンチとなってから現時点でもこれが見えてこないことから「PSPとプレイステーション Vitaの世代交代にはまだ時間がかかる」と分析。(中略)「本当に盛り上がるためは、タイトルが揃い、“ならでは”のゲームが出てくる必要がある」とまとめた。
浜村サンがリップサービスなしで正しいことを言ってるの、初めて見たかもしれない……と言うと失礼すぎるかもしれませんが。でもそれほど、Vitaってヤバいんですよね。「なにがウリなの?」というアピールが足りずにその存在が一般に浸透していないし、「これはまずやっとけ」というタイトルもいまだなし。もちろん個人的にもVitaは持っておらず、購入する予定も今のところありません。ま、筆者の場合は3DSでさえ発売から9ヶ月後に購入しましたから、Vitaが特に劣ってるという印象はないです。いろいろソフトが充実してきた昨年末あたりから3DSはかなり売れましたが、出だしはそんなに変わんなかったですよ。つまりVitaだって、ソフトによっては今後まだまだ可能性はあるってことです。頑張ってほしいですね。結局、ハードはソフトありきだってことです。
浜村氏 その他の発言
3DS
・「完全に世代交代を果たした」
・「(今後も)順調に伸びていく」
PS3
・「今後も堅調に推移していく」
・「DLCビジネスとネットワークサービスも成長中で、この部分には要注目」
Xbox 360
・「国内では変わらず苦戦」
・「“Xbox LIVE Companion”が今後の注目要素」
Wii
・「パーティーゲームを中心に年末に盛り返した」
・「今後の注目はやはり"ドラゴンクエストX"」
ゲーム市場
・「ハードの世代交代がより進む2011年度以降は、市場規模は上向いていく」
・「家庭用ゲーム市場の主役は携帯ゲームに移行」
「今後もしばらくはこの流れが続くだろう」
「国内市場を担っていくのは3DSとPS Vitaになる」
・「ソーシャルはまだまだ拡大していく」
・「SNSユーザー自体が増えており、追い風の状態と言える」
この講演の詳報は、後日ファミ通.comに掲載予定であるとのことなので、興味のある方はそちらもチェックしていただくと良いでしょう。ぶっちゃけ、上にまとめた発言はわざわざ講演とかしていただかなくとも、ゲームユーザーならみんなわかってることばかりではありますが……。良くも悪くも現在のゲーム業界は、すべて「想定の範囲内」で「予想され得る事態が淡々と進行していっている」状態なんですな。ここらでひとつ、「えーっ?!」と驚くニュースが欲しい。

PCやスマートフォンの普及により、誰もがWebサイトやブログを手軽に閲覧できるようになった現代。企業ホームページやサイト管理者は毎年4月1日、その場において粋なウソやジョークを提供するべく念入りな仕込みを行います。いわゆるエイプリルフールのイベントです。特にゲーム関係では顕著ですね。ありもしない、ファンがニヤリとするようなウソ作品やニセプロジェクトを年に一度のネタとして披露し、ユーザーはわかったうえで楽しむという関係が定番となりました。ゲームファンにとっては、かつてのアイレムのHPなんかは馴染み深いのではないでしょうか。
今年も、もろもろの「ネタ」が各所で話題となっていますが、さすがにgoogleは半端じゃありませんでした。なんと、グーグルマップがドラクエ化してしまったのです。ドラクエファンなら思わず笑ってしまいそうな動画まで用意する凝りようで、今年最大のエイプリルフールネタとして盛り上がっています。
エイプリルフールでGoogleマップがドラクエ風になってるwwww
(俺的ゲーム速報@刃)
ただひとり、これを歓迎できない方がいらっしゃったようです。

ゲームアナリスト、平林久和さんです。
“エイプリルフール、ドラクエマップ出現に「笑えない」”の続きを読む>>