明け方まで「FFX-2」をやっていたため、夕方に起きた。今日あたり戦争開始となることは世間では当然の予測になっていたのだが、テレビをつけてみると、やっぱりおっ始めやがった。
戦争反対、とか声高に叫ぶつもりはない。叫ぶことは大事かもしれない。沈黙よりはよほど有意義だが、残念ながらその声はどこにも届かない。日本国内で、空虚なこだまとなってしまうだろう。人間の盾があるにもかかわらずおっ始まったんだ。盾は、結果として無力だったことは悲しいが事実であろう。
日本国内で暮らす、僕の日常は変化なく続く。そしてまた仕事へと出掛けていく。
しかしまあよくぞ短い開発期間でここまで詰め込んだね。どこかにまだ隠しがあるような気がして、なかなか進めない。すでにPS2用メモリーカード3枚が「X-2」専用となっている。99ブロックセーブできた「X」とちがい、今回はとにかく容量を食うのである。
今回の「X-2」は、すべてにおいてミニゲームの集大成だ。序盤だけかもしれんが。細かく用意された短いミッション、各所のミニゲーム、そしてそれぞれがレアアイテムの入手に直結している。「自由度が高くなった」と言いつつ、実は「やらされてる感」は「X」の上を行っているような気がするのだ。エンディングが複数あろうが関係ない。この「やらされている感」は何だろう……と考えると、それはコンプ率に他ならない。コンプするために、2周3周とプレイをせざるを得ない……これを「やらされている」と言わずして何と言うのか?ストレスが溜まる。
自由度が高いなんて、間違っても言ってはいけない。
そうか、今、学生さんたち的には春休みか。いい時期に発売したよな、「X-2」。そりゃ「X」にも増して周囲のペースが早いわけだ。って言っても「X」も夏休み時期だったしなあ。子供たちの長期休みをウチのソフトで独占してやろう!というスクウェアの戦略。願わくば、プレイした人たちが「FF」を「クソゲーだった」と思わないことを。休みを消費してプレイした「FF」が「つまらない」となると、「ゲーム」というジャンル全ての価値が落ちるのだ。「ゲームってこんなもんなのか」と思われてしまう。そして、スクウェア(さらに言うなら「FF」)以外のゲームが売れにくい現状。即ち、唯一ヒットを飛ばし続ける「FF」が見放されたら、ゲーム業界そのものの危機に繋がりそうな予感がしてならない。そして、今回の「X-2」はかなりギリギリのところにあるような、そんな気がするのだ。
それにしてもゲームボーイアドバンスSPはいつまで品薄が続くんだ?マイナーチェンジに過ぎないハードがここまで売り切れ続ける理由は?単なる任天堂の計算間違いなのか?潤沢に市場へ供給できないような状態で、新製品をラインに乗せたんだとしたら救いようがないですね。コンビニの店長だったらクビになるほどのチャンスロス。それにキューブと接続してテレビで遊べる「ゲームボーイプレーヤー」も、あまりに品薄でamazonがいったん取り扱いをやめてしまった。
ジラしているつもりなら、はっきり言って大間違いだよ、任天堂さん。商品がちゃんと供給される頃には、みんな「いまさらいらねー」になってるよ。いっそ製造中止にでもすりゃ、キューブももっと飛ぶように売れるんじゃないか?ドリームキャストみたいに。
何かあるといけないんで作品名は一応伏せておきますが、けっこうなビッグタイトルっす。俺はそのタイトルにあんまり興味ないんでスルーしてたんだけど(っていうかその後輩は俺がそのタイトルやらないのを知ってるし)、もらったうちの一人が「あ、これ昨日買おうかなと思ってたんだ。ラッキー」って……おいおい、これってそっちの会社にとっては損失になるんじゃないか?ま、いいか。
もらった人には忠告しておくけど、サンプル版は製品版とパッケージが違うから、間違っても売ったりするなよ!つーかこれは一般の皆さんにも言っておきたいのだが、サンプル版と製品版がもし同じように見えても、見る人が見ればすぐわかるようになってるので要注意。入手したとしても、売ったりオークションに出したりしないこと。良識あるショップは買い取り拒否すると思いますが。あ、ここで言うサンプル版というのは体験版じゃないですよ。中身は製品版とまるまる同じものが入っていながら、関係者やメディアなどに配布するもののことです。