ゲームに関することからその他のさまざまなことまで、
気になったものについて感じたままに記す戯言ブログです。
しばしば毒のある内容も含みますので、そのような文章に
耐性のない方、当たり障りのない快適な文章を求める方は
閲覧を避けていただくようお勧めいたします。
(朝日新聞デジタル)
飯野賢治さん(いいの・けんじ=ゲームクリエーター)が20日、高血圧性心不全で死去、42歳。
42歳だったそうです。若い……まだまだこれからな年齢。私は彼の作品を熱心にプレイしていたわけではありませんが、クリエイターとして挑戦を忘れないその魂は、尊敬の対象でした。ご冥福をお祈りします……。「Dの食卓」、追悼プレイします……。
「とびだせ どうぶつの森」売り切れ続出で岩田社長が説明 ダウンロード20万本以上に
(Yahooニュース)
ツイートによると、8日の発売後、週末向け追加出荷を含めパッケージ単体で約60万本弱を出荷。ダウンロードによる購入も20万本以上に上るという。だが店頭では品切れが相次ぎ、ソフトをダウンロードできるナンバー入りのダウンロードカードも品切れという「想定外の出来事」(岩田社長)が起きている。
えっ?!ダウンロード版を含めても、初回出荷で100万本出してないの?ちょっと……これが想定できないって、企業として同情できないほど終わってるんじゃない?経営陣総入れ替えぐらいの痛恨のミスですよ、これ。前々から「出るぞ、出るぞ」と煽っておいて、読み違えも甚だしい品薄とチャンスロス。最近は業界全体としてなかなかヒットが飛ばせず、ちょっと自信がなくなってるのはわかりますが……。いくらなんでもこれはもっと捌けたでしょ。「前作が何本売れたか」「ユーザーの満足度や評判はどうか」「3DSは何台売れてるか」、これらをきちんと分析していれば、自身をもって世に放てたはず。分析はしてるんでしょうけど、今回のことでそれが間違っていることは証明されましたね。



先日、一応スターワールドまで全てのステージをクリアして放置していた「Newスーパーマリオブラザーズ2」の、やり残しを一気に埋めました。残ってたのは6-城のスターコイン(2枚目、緑の動く足場の先に孤立してるやつ)、スターワールドのムーンコイン(半分ほど)です。これらをすべて獲得し、残りのルート(キノピオの家)を解放すると「オールクリア」の表示が。マリオの数もカンストしたので、セーブデータ横の星は5つ、もちろんキラキラしています。
この「星キラキラ」については、ネットを見ると「条件を満たしたのに光らない」みたいな声も多々あり、そのほとんどは「どこかのステージにお助けブロックが出てるのでは?」という答えになるようです。自分もお助けブロックは何回か出現しましたが、当然使用していません。未使用のままクリアさえすれば判定は消えるようなので、自然に星キラキラになってました。光らないという方はどこかにお助けブロックが出てると思われるので、そこをつきとめてクリアし直すことをお勧めします。
一度もゲームオーバーせずコンプできたので、筆者の「Newマリオ2」はこれにて終了。ん?「コイン100万枚集めてねーんだろ」ってか?やる必要ないじゃん、そんなの。ヒマ人だけやっとけ。これで隠しステージでも出るんなら別ですけどね。ずっと遊ばせる仕掛けが「コイン100万枚集めなさい」では、モチベーションを保つには弱いと思います。コインラッシュモードも何度かプレイしましたが、特に面白いとは思いませんでしたし。しかし本編はさすがに、「スーパーマリオ」だけあってじゅうぶん楽しませていただきました。「3Dランド」に「やっぱりマリオは2Dがいいなー」と思いながらもまだ「Newマリオ2」をやってない人は、ぜひ。ややボリュームが少なかったかなとは思いましたが、皆さん「ふたりでプレイ」したことあります?これがゲーム性がガラリと変わるほど面白いんですヨ。ファミコンの「マリオブラザーズ」を思い出す、協力もできれば殺し合いにもなる展開に、久々にゲラゲラ笑いながら遊んでしまいました。会社で。
さて、一方の「ドラクエX」も継続してプレイ中。何度か「パーティ組みませんか」「いっしょにレベル上げしましょう」と誘っていただき、初MMO RPGである筆者も他のユーザーとのパーティプレイを何度か楽しませていただきました。これはね、普通に面白くはあるんですよ。幸いヘンな人に当たったこともなく、いまのところは気持ち良く遊ばせてもらい、フレンドもできました。ちょっと気は遣いますけどね。ヘマはできないとか、なにかしてもらったらお礼を言ったり、かわりに「おうえん」したり。パーティを抜けるタイミングも難しいですね。せっかく誘ってもらったのに短時間で「落ちまーす」ではヤな感じになってしまいます。先日も、そろそろ寝ようかなと思ったらパーティに誘われ、そこからさらに2時間ほどやってしまいました。筆者はこう見えてけっこう気を遣う方なので、だいたい相手が「そろそろ眠いのでこのへんで……」と言い出して解散するまで、自分からは言えないんです。でも迷惑とか苦痛ということではなく、寝不足な日々を送りながらもチマチマ続けてる状態です。Wii用に、動作確認のとれているUSBハブとキーボードまで買っちゃいましたから。
こう書くと、これまでオンラインゲームに良い印象を持っていなかった筆者がすっかり肯定派になってみたいに見えるかもしれませんが、それは誤解です。まだ、そこまでではありません。オンラインゲームとはそういうものとわかっていても、メンテやらサーバー再起動やらでプレイできなかったり、中断させられたり……。「なんで自分がやりたいときにできないの?」とはいまだ、思わされます。しかも、プレイするために月額料金を払っているのです。毎日遊べる人にとっては些細なことかもしれませんが、限られた時間を捻出してプレイする社会人は、そこに当たると大きいんですよ。不愉快だ、と言ってもかまいません。月1000円が高いか安いかではなく、「四六時中プレイしている人と、限られた時間しかプレイできない人との1000円の密度」です。
今日は3日ぶりに帰宅し、久しぶりにそこそこ時間がとれそうなので早速起動し、溜まっていたクエストを消化しつつレベル上げをしていました。ここ数日は朝の5時から6時にサーバーの再起動が行われるそうなのですが(当然、その間は遊べません)、明日も仕事なのでそんな時間までやらないし、と思っていました。夜10時過ぎに遅めの夕食、キャラを離席中にし、食事を済ませて戻ると「22時50分から23時50分までサーバー再起動」との告知が(しかも5分前)!あわてて中断しましたが、どうやら日頃から頻繁に起こっている「ログインできない不具合」への緊急対処のようです。いや、でも、「サーバーを再起動しまーす」って、応急処置ですよね、言ってみれば。根本的な不具合解消ではない。つまり、今後もいつまでも起こり続けるということです。そろそろ本気で改善しないとマズくないすか?そういえば、今日もプレイ開始直後からなんか挙動が怪しかったんですよ。すれ違うキャラクターたちやモンスターが名前だけ表示されてて姿は見えなかったり、見えたと思ったら不自然に滑ったりワープしたり、目の前にいきなり他のユーザーのキャラクターが出現したり。サーバーの混雑具合は「ふつう」と表示されていたんですがね。まあ、ログインできただけ良かったのか?レベルも1つ上がったし。
とりあえずフロに入って、予定時間にメンテ終わってなかったら今日はもうやめます。公式サイトに寄せられたユーザーの声も「いいかげんにして!」という怒りの声が溢れてますねー。皆さん、気持ちはわかりますがね、オンラインゲームっていうのはこういうものなんですよ。サーバーにアクセスしながらプレイするっていうことは、通信状態やホスト機器の影響を受けるんです。そしてそれも了承したうえで、我慢して我慢してプレイするものなのです。自分がプレイしたいときに接続できたらラッキー、ぐらいに思わなければいけないのですよ。ユーザーがいちばんエラい!お客様は神様だ!とか思ってはダメです。いちばん偉いのはサーバー様なのですから。
このクソゲー!
明日は自分の会社のサーバー更新だ~。ドラクエ様みたいにならないように、しっかりやろっと。
2012年8月2日にとうとう発売されました!国民的RPG「ドラゴンクエスト」のナンバリング最新作「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族」。このブログやサイト本体をくまなくお読みの方であれば、筆者が個人的にオンラインゲームを快く思ってないことは感じ取れると思います。実際、これだけ「FF」びいきのサイトを運営していながらも、「FFXI」や「FFXIV」にはまったく手を出していませんし、興味も持っておりません(今後も確実にプレイしないと断言できます)。しかしそんな筆者も、「ドラクエX」はやってみようと思いました。理由として大きいのは、かつてRPGを翻訳しわかり易く噛み砕き国内ゲーム市場に紹介した「ドラクエ」が、いまだ一般的にはコアゲーマーのものと思われがちなMMO RPGの敷居をどう下げるのか、そしてそれは世に受け入れられるのかに興味があったこと。他に、見知った「ドラクエ」の世界観を借りてMMO RPGの世界を覗いてみるのも悪くないと思ったこと、そしてなにより「"ドラクエ"のナンバリングだから」ということがあります。
現在の筆者のゲームプレイ状況は、通勤時間にPSPで「FFIV コンプリートコレクション」。今さらなのですが、手を付けるのが遅かったのでまだやってます。まずは「FFIV」本編をプレイし、隠しダンジョンも制覇。ブラキオレイドス(だっけ?)も倒し、「THE AFTER YEARS」に突入。各キャラのチャレンジダンジョン・Aランクアイテムコンプをしているため果てしなく時間がかかってます。現在、ギルバート編のチャレンジダンジョンなのですが、これまた手間がかかるし時間もかかる!いつになったら全員集合するのという感じで、明らかに「FFIV」本編より長いだろっていう。
会社での空き時間・待ち時間は3DSで「New スーパーマリオブラザーズ2」ですね。やっぱりマリオは出ると買っちゃうし、やり込んでしまいます。とりあえず正ルートのワールド6までと、隠しのキノコ・フラワー・スターはひと通りクリア済み。ただ、まだ到達していない隠しゴールがあるため出現していないマップがあり、スターコインもワールド4までしかコンプしていません。今はそういった「抜け」を潰していってる段階で、これはじきに終わるでしょう。コインを100万枚溜めるつもりはないです……。
で、家の据え置き機はこれといって進行中のものがないんですよ。となれば、自宅ではどっぷり「ドラクエ」するのにうってつけな状態。ただ、今年は全般的に仕事がムチャクチャ忙しいので、やるとしてもちょいちょいだなあ……という予感はしてます。それでも、そんな社会人向けの救済措置もあるようですね。ソフトの方は、発売直前に「やっぱりやっとくか」と決意してUSBメモリー同梱盤を予約。ただし発売日から2日間ほど泊まりの仕事だったため、届いたソフトを実際に手にしたのは8月4日でした。夕方に帰宅し、「さてさて、ではどんなもんかやってみるかね?」とその前に、各所のゲームサイトを巡回。発売直後だからか、さすがに「ドラクエX」のトピックが多いです。やっぱりサーバーも混雑してるみたいねえ……。と、そのとき!衝撃のニュースを発見します。
Wii 『ドラゴンクエスト10』 緊急メンテナンスうわあああああああああああああああああ
(俺的ゲーム速報@刃)
下記日時におきまして、全サーバーの緊急メンテナンス作業を実施いたします。緊急メンテナンス作業中、ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインをご利用いただくことができません。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。
■日時
2012年8月4日(土) 17:10より19:10頃まで
※終了予定時刻に関しては、状況により変更する場合があります。
■対象
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインをご利用のお客様
■内容
サーバーの整備(システムメンテナンス)を行います。
いきなりそんなことで大丈夫なのか、おい。
“やや遅れて「ドラクエX」プレイ開始しました。”の続きを読む>>

既にニンテンドー3DSでのリリースがアナウンスされている、「モンハン」シリーズのナンバリング最新作「MONSTER HUNTER 4」の発売日が、東京ビックサイトで開催されたカプコンのイベント「CAPCOM SUMMER JAM」において発表されました。上映された最新のプロモーションビデオによれば、「2013年春」とのことです。
『モンスターハンター4』の最新映像リポート! 新モンスターと発売時期も明らかに!(ファミ通.com)
映像は、まず、モンスターの巣らしきところで採取するハンターの姿が映し出される。すると、上空からモンスターが……。リオレイア!?そのモンスターが口から火を吐いたところで暗転。続いて、新フィールドらしき場所。雄大な自然を感じさせる黄金に輝く平原。丘を駆け下りるハンターの後ろにはオトモアイルーの姿も。高低差あるフィールドがつぎつぎと映し出され……新モンスターが!ハンターの頭上を覆う蔦らしきものを移動するその新モンスターの見た目はキツネっぽいが、動きは猿に似た感じの素早さ。大きな耳と爪が特徴的だ。
さらに映像ではティガレックスやリオレウスも登場。崖を縦横無尽に動きまわるティガレックス。崖にしがみつきながらリオレウスに斬りつけたり、モンスターの背中に飛び乗って攻撃、さらには崖からジャンプした勢いでそのまま斬りつけるなどハンターの新しいアクションが紹介。ロゴが表示されて映像は終わり……と思いきや、大型の新モンスターらしきシルエットが飛来!どっしりとした体型だが、動きを見ると素早そう。背中も何かに覆われているような特徴的なシルエットとなっていた。映像の上映が終わると、辻本プロデューサーから2013年春発売予定であることが明かされた。
PVはYoutubeで視聴可能です。そのうち、公式からもアップされるでしょう。つーか、公式サイトできてるがな。そこでも同じムービーが見られます。
3DSの「3G」は、個人的にはやらないまま素通りしそうです。「3」、「P3」とやってきたので目新しさがないというのが最大の理由ですが、まあ「4」はたぶん買うでしょうね。PVを見る限り、ビミョーに「別ゲー」になっている感があって、そこがどうなのかというのはあるんですけども。以前の初お披露目PVで見られた、新たなアクション要素はほぼ実装されているようです。高低差のあるステージを駆け回り、穴をジャンプで飛び越え、壁にしがみつき、モンスターの背中に乗って攻撃したり……そのあたりのアクションを、どのような操作で実現するのかに注目ですね。そういったアクションを活かしたステージや新モンスターもあるようです(PVのサルみたいなやつ)。既存モンスターも新たな攻撃をしてきそうですね。

今後は公式サイトを中心に、来年の春まで新要素がちょいちょい公開されていくことでしょう。モンハンのロックアレンジでも聴きながら、まったり様子を見ましょうか。
でも、ナンバリングが携帯機ということにまだ抵抗はあるんだよなー、正直。据え置きで遊びたいなぁ~、カプコンさん(チラッ)。「ドラゴンズドグマ」を見れば、据え置きでのHDモンハンは作れると思うんですけど。いっそ、「ドラゴンズドグマ」を新規タイトルでなく、「モンハン」としておけばもうちょっと売れたのでは?正直、「思ったほどウケなかったなァ」と思ってません?「ドラゴンズドグマ」。全世界で100万本出荷は昨今ではなかなかの実績でしょうが、国内では評価はまずまずだけど本数が伸び悩み、海外では本数は出たけど不人気だったりと、半端な印象がありますよね。HDモンハン、遊びたいなァ~(チラッ)。

「お金返して!」 服が透けるアプリに騙された被害者が悲痛の声
(ガジェット速報)
iTunes Storeで有料販売されている「透けて見える」アプリに騙された被害者が、悲痛の声を上げている。このアプリは170円で販売されている「透けて見える レンズ」アプリ。アプリ説明欄にはビーチを歩く裸の女性写真が数枚添付されており、あたかもこのアプリを使えば “透けて見えてしまう” と感じさせる内容になっている。もちろん、何でもできるiPhoneといえどそんな事は出来ない。「50%割引」の文言も被害者を増やす一因になってしまったようだ。アプリを購入する前にレビューを見る習慣を付けることはもちろんの事、常識的に考えて購入するように心がけよう。
いや……あの……コレね……プ、ププ……
騙される方がアホでしょ。
“服が透けるアプリうっひょ~→透けない!金返せ!”の続きを読む>>

宮:「聞いてないよ~」 岩:「言ってなかったっけ?」
というわけで、出るか出るかと噂されていた、3DSのサイズバリエーションモデル「3DSLL(スリーディーエス・エルエル)」が、任天堂から正式発表されました。2012年7月28日発売、価格は18900円だそうです。現行の3DSが15000円で、LLは当然のことながら画面が大きくなり(本体も大きくなってますが)、バッテリー容量も増えていますので、頑張った価格と言えるのではないでしょうか。1台売れるたびに、また赤字が発生しちゃいそうですね。
DSiの前例がありますから、誰もがそのうち出るだろうと予想していた「3DSLL」。筆者なんかは個人的にはほとんど確信に近い予測をしていましたが、先日のE3では発表されず。あくまで海外メディアのソースではありますが、過去には宮本茂さんが「3DSLL」の存在を否定したというニュースもありました。
“3DSLL発売決定!ってもう来月じゃん!”の続きを読む>>

音楽CDが売れなくなった!と叫ばれて久しい昨今……って、似たような書き出しの記事を前に何度か書いたような気もしますが。業界的には「ネットの違法ダウンロードのせいだ!」とし、そのテの関連サイトを怒ってみたり、動画サイトの投稿を削除させたり、CDをコピーコントロールにしてみたりといろいろやってきたわけですが、実はそれ以上にCDを売れなくしている原因があるようだ、ということがわかってきたようです。皮肉にも、CD「も」売ってるレンタル屋さんの影響がかなり大きいんだとか。そんなアンケート調査の結果が発表され、話題になっています。
“CDが売れない原因ってのが、なんとなく見えてきたらしい。”の続きを読む>>

ガーネットがエロい件。
じゃなくて。
「FFIX」のサントラおよび、「PLUS」のレビューを大幅に改訂しました。興味のある方はサイト本体でどうぞ。これらのレビューはサイト開設時に記憶だけで書いていたもので、他タイトルのレビューが充実していくなか、曖昧さが目立っていました。ずっと気になっていたので、ゲーム本編ももちろんアタマからプレイし、全編に渡って徹底的に書き直しました。10年以上も前の自分のレビューを見直したわけですが、あらためてゲームで確認してみると間違い・勘違いはあるわ、気づけてない仕掛けはあるわ、使用箇所もかなり適当だわで顔から火が出そうでしたよ。もちろん、自分が悪いんですけどね。これで、「FFVII」「FFVIII」に続き、PS時代の「FF」は改訂完了です!読みたい人がいるのかはわかりませんが、おそらく世界中探してもこれ以上のものはないだろうってものになったと思います。自慢じゃなくて、他の人も書いてよという。
こう言っては何ですが、かつてはたくさんあったゲームCDレビューサイトは今では多くが閉鎖したり、ブログに移行して小規模になってたり、Wiki形式になってたりするんです。個人がみっちり書いた、熱量の高いレビューを読みたいんですよね。「この曲は好きです」とか「このCDは良いです!」っていうんじゃなくて、曲そのものに言及するような。他の人の考えを読みたいのです。でも自分が求めるようなものはなかなかないので、自分で書くしかないというところでやってます。そういうの読みたい人っていうのは実は決して少数派ではなくて、ウチに来てくれてたりするんですが。「CD聴きながら読んでます」「レビューを読んでたらもう1回、ゲームをしたくなりました」という声がいちばん、嬉しいですね。
過去作品の改訂はおそらくもうしなくて大丈夫だと思いますので、今後はまったりと新規レビューを書いていくつもりです。現在はもうすぐ「PLUS」も出る、「FFXIII-2」を作成中。「XIII」並みに凄いボリュームになりそうな気配が今からしていますが、気長にお待ち下さいませ。

CDが売れなくなったと言われてずいぶん経ちますが、その状況はいまだ回復することなく、さらに悪化しています。まあ音楽配信が一般的なものとなりつつあり、パッケージで買う人は明らかに減ってるんですよね。DL分は「CDの」売り上げには加算されませんから、見かけ上のCDの販売数が上がるわきゃないんです。そもそもCDが売れるという要素がない。今はもうだいたい、CD買ったってパソコンに取り込んじゃうでしょ。すると、CDそのものはもういらなくなるわけです。筆者なんかはそれでもパッケージを持っておきたいタイプなんですけど、一般的にはデータ化してしまったCDは邪魔なだけ。売るか、捨てるか、人にあげちゃうか。中身の音楽さえ吸い出してしまえば、CDそのものに価値はないんです。
初週に500~600枚も捌けばオリコントップ10以内にランクインできてしまう現在、唯一の例外として驚異的なCD売り上げを叩き出すグループがあります。もうわかりましたね?そうです、AKB48です。ミリオンなんか軽~く売ってしまうんですよ。もちろん、たとえ100万枚売れても100万人が買っているわけではなく、ファンがひとりで何枚も買っているということは今や誰でも知っている事実。さらに、彼らの目当てはCDそのものや中身の音楽ではなく、同梱されている握手券だの投票券だのであるということも知らぬ者のない事実。でも、売れることで発生するお金(つまり、儲け)は100万人が1枚ずつ買おうが、100人が1万枚ずつ買おうが同じなんです。そもそも売ってる側が「たくさんの人に買ってもらおう」などとは考えておらず、いかに一人に複数買いさせるかという戦略を展開してますから。
その戦略にはまり、ダンボールでAKBのCDを「ハコ買い」する猛者も珍しくなくなりました。自分のお金をどう使おうが構いませんがね……。それで潤う人がいるんなら、経済を回すという意味では良いのでしょう。それで潤い、生活できている芸能関係者、レコード会社社員、CDプレス工場の従業員がいるはずですからね。しかし、それで「投票券抜き取る作業つれ~」とか言ってんのは、アホかと。好きでやってんだろグチこぼすな軟弱者!とビンタしたくなります。もうCDとかに封入しないで、券だけ売った方が売る方も買う方も助かるんじゃないの?
で、目当てのものを抜き取ったら……残ったCDはどうするのか、単純に興味ありますよね。全部保管しとくのか?中古屋に売るのか?それにしたって、AKBのCDばっかり買い取ってくれるショップなんかないでしょう。用済みとなったCDの運命は?!その答えが……
“売れまくり!AKBのCD、その末路は?”の続きを読む>>
(yahoo!ニュース/スポニチアネックス)
横浜スタジアムの一塁側内野指定席の50席分は、1日から6試合「全額返金!?アツいぜ!チケット」として4000円で販売。観戦したファンの満足度により勝てば半額まで、負けたら全額まで返金する球界初の試みだった。
チームは初の3連勝を飾ったが、この日も返金を求めるファンが続出。「以前の連敗があったから」との理由を聞いた球団関係者は「当日の試合の満足度だけで、と伝え切れていなかった」と苦笑していた。
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いや、別にね。個人的に野球に興味ないんですけど、ちょっとそれはどうなのと思ったので。贔屓のチームがある野球ファンっていうのは、そのチームが勝てば嬉しいんですよね?負けて嬉しい人なんているわけないですよね?なのに、勝っても返金要求続出って、
そんなの"ファン"って呼んでいいの?
「いいもの見せてもらった、相応のお金を払わせてもらいましょう!」ってのが、娯楽を楽しむ人の本来の姿勢でしょう。なのに、贔屓のチームが勝ったのに、最大半額(2000円)の返金を求めるって……。どんだけケチなんすか。2000円が惜しい人が、わざわざ球場に野球観に行くなよ。筆者に言わせれば、そんなのファンとは呼べないと思うんですけど……。
ちょっと前に、ある海外のアーティストが楽曲を配信する際、その価格をリスナーに決めさせたことがあったんですけど、一部を除いてみな、ロクなお金を払わなかったということがありました。わざわざダウンロードして聴くんですから、多くが「ファン」であったと思われるんですけど、そういう人でもきちんとした対価は払いたがらない。タダ同然で聴けるんならその方がいい。まあ、音楽の価格がいくらかなんてことは、基準が難しいこともあるんですが。
筆者なんかは、自分も仮にも「ものづくり」を生業にしていることもあってか考え方がまったく異なってて、好きなものに存分に楽しませてもらったなら、正当な対価は惜しみたくない。気持ちよく払わせてもらいます。少なくとも、相手が提示した額(定価)はきっちり払う意思があります。だから新品が入手可能な現行商品については中古販売も使いませんし、こちらの払ったものはしっかり作り手に還元されてほしい。それを糧にして、また次の作品で楽しませてほしい。これ、音楽だろうと映画だろうとゲームだろうとみんな一緒ですよ。即ち、娯楽に対してお金を払うということは、対象への投資なんです。それが途切れれば作り手はものを生み出せなくなり、人を楽しませることができなくなるんです。このまっとうな考え方が、世間一般的には少数派なんですよね……。少しでも安く手に入るに越したことはない、理想は無料。送り手の取り分なんか知ったことか……。
くだらねーもしもしゲーには喜んで課金するのにねー。お金の使い方、間違ってませんか。
送り手の言い値を黙って払うことが最善なのか、もしそれで楽しめなかったらどうするんだという意見もあるでしょうが、文句を言えばいいじゃない。その権利も込みで買ってるんだと思えばいいんです。もっとも、自分が楽しめそうもないものを自分で選んで買ったんですから、自己責任でもありますが。それぐらいの「見る目」は鍛えておけよと斬り捨てることはできます。
まあ最近は、ネットでタダで観たり聴いたり落としたり、ゲームのプレイ動画を観ただけでやった気になって、文句を言う人も少なくないんですけどね……。そういう輩に限って、声が大きいんだよなあ。

「参戦」っつーと、なんか出演したみたいですが、もちろんオーディエンスとして観に(聴きに)行っただけです。写真は、事前購入チケット(12800円、とかだったかな?)に付属の交換券でもらえた、DVD付きパンレットと新曲「I am」CDのセット。DVDは、以前のライブ(TM PLAYS SPEEDWAY~)が入ってます。最初、ずいぶん高いチケットだな~、大御所はやっぱふんだくるねぇ~、などと思ったのですが、このセットで納得。
TM NETWORKについては今さら説明するまでもないですが、筆者が中学~高校ぐらいによく聴いたものです。当時の日本の音楽シーンはBOOWYかTMか、という感じでしたね。もちろん他にもいろいろな歌手・グループ・アーティストがいましたが、筆者と周辺ではこの2組が「二大勢力」。そもそも少年期の筆者はあまり熱心に音楽を聴く方ではなかったので、これらも最初は友人や従兄弟のススメで聞き始めました。最初に聴いたのは「humansystem」だったと思います。高校に入ると「CAROL」「DRESS」あたりがリリース。以後「RHYTHM RED」「EXPO」を経てTMが解散してからは、しばらく小室のソロプロデュースワークを追っかけていました。その間に邦楽・洋楽問わずにいろいろな音楽に手を出し始めたこともあり、小室音楽は自分の中で徐々にフェードアウトしていったのです(globeはしばらく聴き続けましたけど)。それでも自分にとってTMは、音楽原初体験とも言える存在です。シンセ買ったキッカケにもなってると思います。
実は筆者、高校生ぐらいからはちょくちょくライブというものにも行きましたが、TMのライブには一度も行ったことがありませんでした。その理由は、彼らの音楽がいわゆる「打ち込み」を軸にしたものだったこと。つまり、「ライブでも基本的にCDそのままの音なんでしょ?」と思っていたからです。偶然性、アドリブ、ライブならではのアレンジというものには期待してなかったんですね、勝手に。しかし、それは大きな誤解でした。今ではDVDやYoutubeをはじめとしたネット動画で過去のライブ映像が観られますが、それらを観て自分の思い込みがまったくの誤解であったことに気付いたのです。CDのままなんてとんでもない、ライブならではの音。一度ぐらい行っておくべきだった……。
というところに、2日間の武道館ライブ「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」開催のニュース。さらにタイミングのよいことに、「行きませんか?」とお誘いが(誘ってくれたのは、おなじみのrps7575氏)。ふたつ返事で「行く!」と返答し、休みを確保。本当は2日間とも行けたら良かったのだけど、25日に参戦することに。というわけで、初日・24日の様子はこちら↓。
観客騒然の演出も。TM NETWORKの日本武道館公演が開幕
(msnエンタメ:BARKS)
今は53~54歳になったTMと、自身もすっかりオヤジとなった筆者。見渡した限りはオーディエンスの年齢層は、比較的高めな感じでした。そりゃそうか。ライブについての詳細は省きますが(カメラ回ってたので、たぶんDVDとか発売されるんでしょう)、盛り上がったですよ!新曲や比較的新しい曲も散りばめられていたものの、「うわー、懐かしい!」「これ、好きだったー」というナンバーのオンパレード。吸収力の高い時期に聴いていたこともあってか、ご無沙汰の曲も歌詞はバッチリ覚えてたりして。頭の中に当時の思い出なんかがフラッシュバックしながら、けっこう浸らせてもらいました!ライブ終了後は、ともに参戦したお仲間たちと武道館近くの居酒屋で飲みながらのTM談義。それぞれに好きな曲とそうでない曲、その理由があって興味深かったですね。「TMのファンだから、彼らの曲は全部好き!」というのは、盲目的すぎると思いますし。
「Come on Everybody」の途中で機材トラブルが発生、メンバーがいったん引っ込んで客電(客席の照明)が点き……えっ、何のトラブル?!中断?!ということでざわざわざわ……となりましたが、けっこう本気で心配していたり、ネット上でもさっそく「1回だけトラブルで中断され」みたいな感想を書かれている人もいますが、これは演出。前日は「Love Trian」で同じようなことがあったようで、その意図するところは上の初日リポに書かれていますので、参照して下さい。だいたい、全部の楽器の音がおかしくなるなんてあり得ないだろっていう。そんなのもう、電源がダメになったぐらいしか考えられないでしょ。でも照明や客電は点くんだから、電源はないと。あとは全部に作用するトラブルと言えば、考えられるのは「卓がイカれた」「アンプがぶっ壊れた」ぐらいなんですが、ごく低い音量で音は出ているので、アンプではない。卓が完全に壊れたわけでもない。近いのは「卓のDIMMERスイッチをまちがって押しちゃった」ような状態で、まあそんなこと普通はするわけがないので、だったらこれは演出だろうと。そんなトラブルシューティングをライブ中にしてしまうのは、職業病ですかね。とは言え本当にトラブルだと思ったお客さんは少なくないようなので、演出としてはわかりにくかったかもしれないですね。
とにもかくにも「行ってよかった!」に尽きます。DVDが出たら、たぶん買っちゃいます。また彼らがライブをすることがあったら、ぜひ参戦したいですね。あー、久しぶりにTMの曲、打ち込みたくなってきた……。
↑4月25日発売の新曲、「I am」。ベースの音色が懐かしい感じ。
↑5月23日には新編集のシングルコレクションと、バックトラック(カラオケ)集が発売!
(ファミ通.com)
キラータイトル不在のローンチとなってから現時点でもこれが見えてこないことから「PSPとプレイステーション Vitaの世代交代にはまだ時間がかかる」と分析。(中略)「本当に盛り上がるためは、タイトルが揃い、“ならでは”のゲームが出てくる必要がある」とまとめた。
浜村サンがリップサービスなしで正しいことを言ってるの、初めて見たかもしれない……と言うと失礼すぎるかもしれませんが。でもそれほど、Vitaってヤバいんですよね。「なにがウリなの?」というアピールが足りずにその存在が一般に浸透していないし、「これはまずやっとけ」というタイトルもいまだなし。もちろん個人的にもVitaは持っておらず、購入する予定も今のところありません。ま、筆者の場合は3DSでさえ発売から9ヶ月後に購入しましたから、Vitaが特に劣ってるという印象はないです。いろいろソフトが充実してきた昨年末あたりから3DSはかなり売れましたが、出だしはそんなに変わんなかったですよ。つまりVitaだって、ソフトによっては今後まだまだ可能性はあるってことです。頑張ってほしいですね。結局、ハードはソフトありきだってことです。
浜村氏 その他の発言
3DS
・「完全に世代交代を果たした」
・「(今後も)順調に伸びていく」
PS3
・「今後も堅調に推移していく」
・「DLCビジネスとネットワークサービスも成長中で、この部分には要注目」
Xbox 360
・「国内では変わらず苦戦」
・「“Xbox LIVE Companion”が今後の注目要素」
Wii
・「パーティーゲームを中心に年末に盛り返した」
・「今後の注目はやはり"ドラゴンクエストX"」
ゲーム市場
・「ハードの世代交代がより進む2011年度以降は、市場規模は上向いていく」
・「家庭用ゲーム市場の主役は携帯ゲームに移行」
「今後もしばらくはこの流れが続くだろう」
「国内市場を担っていくのは3DSとPS Vitaになる」
・「ソーシャルはまだまだ拡大していく」
・「SNSユーザー自体が増えており、追い風の状態と言える」
この講演の詳報は、後日ファミ通.comに掲載予定であるとのことなので、興味のある方はそちらもチェックしていただくと良いでしょう。ぶっちゃけ、上にまとめた発言はわざわざ講演とかしていただかなくとも、ゲームユーザーならみんなわかってることばかりではありますが……。良くも悪くも現在のゲーム業界は、すべて「想定の範囲内」で「予想され得る事態が淡々と進行していっている」状態なんですな。ここらでひとつ、「えーっ?!」と驚くニュースが欲しい。

PCやスマートフォンの普及により、誰もがWebサイトやブログを手軽に閲覧できるようになった現代。企業ホームページやサイト管理者は毎年4月1日、その場において粋なウソやジョークを提供するべく念入りな仕込みを行います。いわゆるエイプリルフールのイベントです。特にゲーム関係では顕著ですね。ありもしない、ファンがニヤリとするようなウソ作品やニセプロジェクトを年に一度のネタとして披露し、ユーザーはわかったうえで楽しむという関係が定番となりました。ゲームファンにとっては、かつてのアイレムのHPなんかは馴染み深いのではないでしょうか。
今年も、もろもろの「ネタ」が各所で話題となっていますが、さすがにgoogleは半端じゃありませんでした。なんと、グーグルマップがドラクエ化してしまったのです。ドラクエファンなら思わず笑ってしまいそうな動画まで用意する凝りようで、今年最大のエイプリルフールネタとして盛り上がっています。
エイプリルフールでGoogleマップがドラクエ風になってるwwww
(俺的ゲーム速報@刃)
ただひとり、これを歓迎できない方がいらっしゃったようです。

ゲームアナリスト、平林久和さんです。
“エイプリルフール、ドラクエマップ出現に「笑えない」”の続きを読む>>

いわっちキター!
もう1ヶ月ぐらい前のことですが。えっえっ、オレどこかで岩田社長とすれ違ったの?!と、その日の自分の足取りを振り返ってみたものの、新宿・渋谷・六本木ぐらいにしか行ってない。そもそも社長は京都にいるのでは?それでよくよく見てみれば、「いつの間に通信」ってヤツのしわざらしいんですよ。直接すれ違ったわけではないんですね。数日後には、Miiになっても暑苦しい松岡修造氏もやってきた。ぶっちゃけ、個人的には松岡さんは直接すれ違う機会があると言えばあるんですが、こちらも「いつの間に通信」によるもの。で、すれ違い広場の「お祝い」項目には「10体のスペシャルMiiとすれ違った」みたいな項目もあるので、今後もいろいろな有名人のMiiが来るんでしょう。
さて、やって来た岩田社長が何を言うかと思えば、

そうかー、3DSが発売されて1周年になりますか。個人的には「スーパーマリオ3Dランド」の発売とともに購入させていただきましたので、実質的にはオーナーになって4ヶ月ちょいなんですけども、ここは一緒に1周年を祝おうと思い、3DSというハードの印象や、プレイしたゲームについて語りたいと思います。
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はい、フラグメントコンプまでやっちゃいました。
前作「FF XIII」がユーザーから、ナンバリング史上最低と言っても良い評価を突き付けられたことは記憶に新しく、「XIII」をプレイしていない方も御存知のことでしょう。にも関わらず、その続編「XIII-2」が出ると聞いたときは我が耳を疑ったものです。「FF X」のときにも「FF X-2」ってのが出ましたが、その時と同じ北瀬P・鳥山Dということでは妙に納得できます。というか、高いコストと長い開発期間を費やして作り上げたもろもろを、一作限りで終わらせるのは企業としてそろそろ厳しいってことなんですよね。公式には「ユーザーから続編を望む声をたくさんいただいた」というコメントになっていますが、最初からそのつもりだったんだよね?と、そろそろユーザーも思い始めています。
国内で約190万本の売り上げとなった「FF XIII」ですが、前述の通り散々な評価であったため、シリーズから離れた(斬り捨てた、見限った)ユーザーも少なくないはずで、「XIII-2」はかなりのハンデを背負っての発売となりました。190万のうち、ゲームなり世界観なり何かを気に入り、続きを見たいと望んだ人しか手に取らないわけです。爆死もあり得ると予想していましたが、現時点で国内80万本弱の実績。今後、ここから大きく動くことはないと思われますが、思っていたより売れたなあという印象です。「FFファンは寛容だなあ」と思うのと同時に自分もまたそのうちの一人であり、「こういうのがそこそこ売れるから業界はダメになる」「ユーザーがメーカーを甘やかしてる」と言われても否定できないところです。すいません。しかし、現時点で「FF XIII」と「FF XIII-2」が、国内PS3ソフト市場でワンツーなんですよ。さすがは「FF」と言うべきなのか、その他大勢に元気がなさすぎるのか……。音楽CDと同様、ゲームも売れてません。据え置き機はもうダメなのか?ぜ~んぶ「もしもしゲー」に持ってかれたのか?売れないのですから、一度作った素材で2つでも3つでも作りたい……「FF」のような高コスト作品ならなおさらです。
そんな状態で、さらにお金を回収するにはどうするか……。そう、悪名高いDLCですね。
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とにかく3DSが盛り上がってきました昨今のゲーム界、クリスマスもお年玉もまだなのに活気が凄いですね。ということで、すれ違いの「モンハン3G」率はあいかわらずけっこうな確率で、みんなやってんだな~と個人的には残念に思ってたりします。コメントとか見ると「初モンハン楽しいです」という感じの人が少なくないので、ご新規さんもかなりいるんでしょうね。で、そんな「MH3G」ですが、カプコンが100万本出荷を誇らしげに発表しました。実売は70万本を突破したとか。
カプコンの人気シリーズ最新作
『モンスターハンター3(トライ)G』が100万本を突破!
~ニンテンドー3DS初の「モンハン」が早くも国内ミリオンを記録~
(カプコン公式ニュースリリース)
株式会社カプコンは、ニンテンドー3DS向けゲームソフト『モンスターハンター3(トライ)G』を国内で100万本出荷しましたのでお知らせいたします。
「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームです。「友人と協力して強大なモンスターに挑む」という通信協力プレイが新たなコミュニケーションスタイルを確立し、「モンハン現象」と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。2004年の第1作目発売以降、確実にファンを増やし、これまでにシリーズ累計販売本数2,000万本を誇る大ヒットシリーズに成長しています。
『モンスターハンター3(トライ)G』は、2009年8月に発売した『モンスターハンター3(トライ)』(Wii®向け)を基に、ニンテンドー3DSの機能を活かした新たな要素が多数追加されています。奥行きのある3D映像が楽しめるだけでなく、操作をスムーズにするタッチスクリーンのカスタマイズを導入したほか、難易度の高いG級クエストや、シリーズ初登場モンスターの追加などにより、既存ユーザーから新規ユーザーまで幅広い層から高い支持を獲得いたしました。さらに、同タイトルの発売に先駆けて、体験版の配信や、仙台を皮切りに全国18ヵ所を試遊台設置のトラックで巡回するなどのプロモーションも功を奏し、ニンテンドー3DSという新たな舞台で早くも国内出荷100万本を達成いたしました。
また、同タイトルの発売に合わせて、アサヒ飲料株式会社やカルビー株式会社よりコラボレーション商品を発売したほか、「モンスターハンター」をテーマにした業務用メダルゲーム機2種の稼働を開始するなど、「モンスターハンター」のブランド価値を高めるべく様々な企画を展開しています。
今後も当社はマルチプラットフォーム戦略に基づき、新たなハードの研究を進め収益の最大化を目指すとともに、全世界の幅広いユーザーの皆様に満足度の高い作品を提供できるよう努めてまいります。
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なんか、温度差があるんだよなあ。出荷100万本の時点で「やりました~!」って発表するのって。出荷したらそれで終わりなの?っていうのは、いつも感じますね。企業としては出荷=売り上げなのはわかるのですが、まだ100万ユーザーの手には届いてないだろって。ユーザーに遊んでもらってナンボじゃないの?ゲームっていうものはさ。あと、それに対する評価もですよね。そこまで含めて初めて、喜んだり落ち込んだりすべきなのであって。「100万本出荷してほぼ評価、おおむね好評」「100万本出荷して7割消化、賛否両論」「100万本出荷したけど早くもワゴン化」「100万本出荷したもののユーザーの大半が酷評」……いずれもメーカーの利益としては同じ100万本分なんですけど、その意味はまったく違いますよね。
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本日……というか、またもや日付変わって昨日になってしまいましたが。ああそうですよ今まで仕事してましたがなにか?えー、コホン。ソニーさんの新携帯ゲーム機、PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)が12月17日に発売されました。お昼頃にリサーチした感じだとまだ在庫はだいぶあったようで、それは今でも変わらないのかな?現時刻で、amazonで普通に買えるようです。というか、まだ高値で売ろうとしているアホがいるんですな。もう諦めなさいよ。
個人的には3DSと同様に発売日にゲットする気にはならず、静観。しかし早速、電車の中でVitaを持ってる(ゲームしてる)人を見かけちゃったもんで、ネットで購入した人の反応をいろいろ見ていたところです。まあやっぱり、ゲームへの情熱が昔ほどないんだろうなあ。筆者個人の話ですけど、なにがなんでも発売日に買っちゃる!という熱さがない。別にソニー製品の初期ロットなんか買うか!ということではないんですよ。だってPSPは発売日に初期ロットを購入しましたから。危ないかもとわかっていても、やってみたいゲームがあれば買うんですよね。ところがVitaのロンチには興味が持てず。
「筆者個人の」と書きましたが、周囲を見渡しても同じなんですよね。PSとかPS2とかのときはかなり盛り上がってた人たち、あんたゲームやってたっけ?という人までゲーム機をこぞって買っていたあの時代は何だったのでしょうか。周囲でVitaの話題など微塵も出ません。Vitaの名誉のために付け加えておくと、筆者周辺(職場、友人・知人)では3DSの発売に際しても何ら盛り上がりはありませんでした。こうなってくると、ゲーム買ってる人なんてホントにいるの?という気すらしてきます(もちろん、筆者周辺にはオッサンしかいないわけではありません)。PS Vitaって本当に売れてるの?買った人は何て言ってるの?というあたりを、個人的興味にまかせてまとめておきます。
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結局やるんスか、井上さーん!
凄い。「モンハン」と名の付くものは全部やるのね。漢です。筆者はそもそも「モンハン」は「P2G」から入ってるので、シリーズすべて遊び尽くす!みたいな拘りは無いんだよなあ。Wiiの「3」、PSPの「P3」両方プレイして、今回の「3G」は新鮮味がないというか、また最初からやるのヤダよ!みたいな。(「3」からの)データ引き継ぎが、何らかの形であればまた違ったんでしょうけどね。ユーザーみんなが井上さんみたいならカプコンにとっては理想的なんでしょうけど、前にも書いたように今回ばかりはついて行きたくないってのもあります。これはハード信者とかそういう小さいことじゃあないです。3DSは持ってるんで、やろうと思えばできます。が、「3G」は不買でいきたい気分。「バイオハザード」から連なる恨み……いや、そこまで大袈裟なもんでもないですけど、いいかげんにしてよね!という態度を表したいのです。筆者ひとりが買わなかったところで何の影響もないですけど、もう自分の問題ですね。欲しいソフト、やりたいゲームがあるならハードを買えというのはビジネスとしてはまっとうですけど、ちょっと節操ないんじゃないですか、と。それを貫いてくれるならまだいいですけど、あとから別のハードに移植したり、別のハードで完全版的なソフト出したりしますからねえ。ま、これはいまどきカプコンに限ったことじゃないんですが。
ということで、個人的にはコケてほしかったりするわけなんですが、他の方が楽しんで「モンハン」をプレイしてくれるぶんには文句ありません。一応、シリーズのファンのはしくれとして、自分が好きなタイトルを楽しく遊んでもらうのは嬉しいですから(自分はやらなくともね)。しかし残念ながら、筆者周辺のPSP「P3」プレイヤーで、3DS「3G」に移行した人はゼロです。「P2」あたりからやってた人たちなので、PSPの操作が染み付いているんですよね。体験版を入れた筆者の3DSでお試しプレイさせてみたんですが、「(主に操作面で)こりゃダメだぁ~」という感想が多くを占めていました。少なくとも、「3G買います」という声は聞けませんでした(「マリオカート」をやらせたら「3DS欲しい」とは言われましたが)。これでは、仮に筆者が「3G」を購入したとしても、狩友を獲得できず面白みに欠けます。一人でストイックに狩るのも面白いのですが、やはりみんなで狩る楽しさはまた別のものですのでね。そして「3G」はオンラインでの通信プレイに対応していません。これもプレイする気にならない理由のひとつになっているかな。
さてさて、ところで「3G」、どのぐらい売れたのでしょうか。筆者の思惑とは別にさすがに「モンハン」ですから、やっぱりそれなりに売れたんじゃないかとは予想できます。実感として、「すれ違い通信」では「3G」発売翌日から「最後に遊んだソフト」が「3G」の人、明らかに増えましたですね。PSPの頃もそうでしたが、ハード占有率が異常に高いのが「モンハン」なわけで、これを始めちゃうと他のゲームしなくなるんですよね。「モンハン」専用機になっちゃう。「マリオカート」の人、減りましたもん。「スーパーマリオ 3Dランド」はほとんどいなくなりましたね(クリアしたんでしょうけど)。というところで、「3G」の具体的な数字が出てきたようです。けっこう売れてるとは思われますが、果たして……?
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明日……いや、もう日付が変わったのでいよいよ本日発売となる、3DSソフト「モンスターハンター3(トライ)G(以下、3G)」。このソフトがそうとうないわく付きであることは、少しゲームに詳しい方なら御存知でしょう。もちろん、ユーザーを振り回すカプコンも大いに問題アリなわけで、引っ張り回されるうちに興味が薄れてアンチになった人も少なくないものと思われます。そして彼もそうなのでしょうか、元祖・モンハン芸人としてタイトルの盛り上げに貢献しまくった井上聡さん、先行して7日から配信されている「3G」の体験版についてツイッターで尋ねられ「やらないよ」と返答したとか。彼は今でも「モンスターハンターフロンティア」を継続してプレイしており、決して「モンハン」に愛想が尽きたということではないのでしょうが、「3G」に関してはCM出演もしておらず、カプコンと揉めたとかなんとかソースの定かではない噂も一人歩きしてます。うーん、憶測ですが起用する側からすると彼には「PSPモンハン」のイメージが付きすぎているんですかね。任天堂の手前、そういう人は使えないとか?プレイ時間・やり込み度で言っても、彼を超えるモンハン芸能人はいないと思うけどなあ。芸能人をCMに起用するのに、彼を使わない理由がない。まあ、使わなきゃならないって理由もないんですが。
さて、3DSで出るということでファンからもアンチからもその行方(売り上げ)が注目されている「3G」。発売に際してここまでいろいろ言われるタイトルも、これまでのシリーズを見てもそうはなかったはず。「3G」について思うところを好き勝手に書き連ねてみようと思います。
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